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ファイテン筋膜スクレイパーは効果的に筋肉を緩ませ、かつ筋肉の収縮する速度は変えないということが示唆されました。

ファイテンは、運動前後の筋膜にアプローチすることを目的として、筋膜スクレイパーを上市しています。既にプロアマ問わず、アスリートの皆様を中心に、ボディケアで活用頂いております。

 

このたび、広島大学病院スポーツ医科学センターの大林弘宗理学療法士、中嶋直樹理学療法士に、機能回復的見地から、筋膜スクレイパーの働きについて、施術前後の筋収縮形態の測定を依頼しました。

 

結果考察

Dm値が元々低かった人の数値変化量が大きく、特に張り感の強い人ほど、張っている筋肉を効果的に緩ませることができた。また、Tc値から収縮速度に関して、筋肉が張っている状態、張っていない状態ともに、ほぼ変化を与えない傾向がでた。

これらのことから、筋膜スクレイパーは効果的に筋肉を緩ませ、かつ筋肉の収縮する速度は変えないという結果が得られ、スポーツ活動前でも筋肉の反応速度(収縮速度)を変えずに、「張り感」だけを落とすことができる可能性が示唆された。

この筋膜スクレイパーは、スポーツ前後等、タイミングを選ばずに、膜リリースが可能な機材であることが評価できる。

 

対象

測定対象は、健康成人17名(男性11名、女性6名)とし、過去、現在に、筋骨格系の外傷・病変、高度の膨張を伴う感染、手術に伴う侵襲、高度浮腫を伴う疾患といった、既往歴がある方を除外基準とした。

 

測定方法

  • Tensiomyography(TMG)  骨格筋の収縮特性を検出する測定方法
  • 表面的な筋の収縮にともなう垂直方向の変異(Dm)と収縮時間(Tc)を測定することで、筋収縮速度、骨格筋線維タイプ、筋疲労に関する情報を提供する。
ファイテン 筋膜スクレイパー エビデンス
ファイテン 筋膜スクレイパー エビデンス